坂本龍馬に会いに行く!② 亀山社中編

前回に続き「坂本龍馬に会いに行く!」です。

風頭公園で大きな「坂本龍馬之像」を初めて見て思いを馳せ、公園の展望台で長崎の風光明媚な景色を楽しんで、公園内にある隠れ名スポットのハートストーンをドンピシャリで探した後にどんどん公園内を進み、亀山社中への案内看板に導かれながらついに風頭公園を出ました!

公園を出て坂道を下りて行くと、駐車場がありました。

「伊良林3丁目駐車場」です。

風頭公園と亀山社中記念館に行くならこの駐車場が便利良いでしょうね。

愛車をこの「伊良林3丁目駐車場」に止めて風頭公園に行くなら坂道を登って行き、亀山社中記念館に行くなら「龍馬通り」を降りて行く。

ちょうど良い場所に「伊良林3丁目駐車場」があります。

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風頭公園を出てその「伊良林3丁目駐車場」を道路向かい側の右手に見て「龍馬通り」という石段混じりの細い坂道をどんどん降りて行きます。

けっこう長いのですよ!

「伊良林3丁目駐車場」から亀山社中記念館まで徒歩(でしか行けませんが)200mってなっていますが、けっこう長く感じます。

帰りはこの「龍馬通り」を登って行かなければならないと思うと「こりゃ、キツいだろうなぁ。」と心配になってしまいますが、その弱い心を打ち消して頑張って降りて行きましょう!

「よか眺め 一日千両 坂の街」と川柳?があります!

他にもこのような言葉があります。

「今開け 君のやる気が 明日を築く」

「幾万の 魂ゆさぶる 坂本龍馬」

「世界にどどけ 私の夢を でっかい希望に燃えている」

「どんとこい ふき出る魂 龍馬に続け」

などなど気合いの入る言葉が心に染みます。

汗もダラダラ流れ目に染みます・・・。

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9月の初旬ですが、まだまだ暑くて汗が出ます。

汗かきの私はハンカチで汗を拭きながら降りて行きます。

なかなか亀山社中記念館が見当たらないなぁと思っていたら通り過ぎていた・・・。f:id:mutouryuuichi:20190918154532j:image

案内看板をよく見ていなかった・・・。

私得意の集中力、気配りのなさが出ました・・・。

「龍馬通り」を戻り、「亀山社中記念館」を目指し、またエッチラ、エッチラと登って行きます!

汗がますます出ます!

今度は案内看板を見落とさないように真剣に見ながら坂道を登って行き、ついに三叉路の左の道に行くよう「亀山社中記念館」案内看板がありました!

見つけたぞ!「亀山社中記念館」!!
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「亀山社中」とは

1865年9月に幕府機関であった神戸海軍操練所が解散したのを機に龍馬と同志達が薩摩藩や長崎商人の小曽根(こぞね)家の支援を受けてこの長崎の亀山(現・長崎市伊良林地区)の地に亀山社中が結成されました。

社中=仲間・結社を意味します。

日本初の商社(カンパニー)なのです。

亀山社中の主な仕事は、英国人商人グラバーのグラバー商会と銃器の取引をして藩に銃器などを卸す。

物資の運搬や航海訓練などです。

亀山社中の最大の業績は、1866年に薩摩藩名義で幕府と敵対していた長州藩のために大量の小銃や蒸気船ユニオン号を購入し、その運搬に成功したことです。

そのことが、「薩長同盟締結」へつながったのです。

この「薩長同盟」は日本が新しい時代を開くための足がかりとなったのです。

1867年4月に龍馬の脱藩が許されて隊長となり、「亀山社中」から「海援隊」と改称されました。

◎逆光で見えにくいですが。
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亀山社中記念館に入ってすぐに受付があります。

受付の方に料金300円を払ってお部屋の中に。

「扇風機のある部屋は写真を撮っても大丈夫です。」

と説明があり、部屋に入ると扇風機が首を振りながら回っていました。

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「この部屋が写真OKなのね!」

この10畳の部屋のみ写真OKです。

他に8畳、3畳の部屋と隠し部屋として使われていたと思われる中2階の部屋はハシゴを上がって見る事はできますが、写真NGです。

クーラーが効いていて涼しく感じました!

クーラーは素晴らしいですね!

このクーラーが壊れていたり、停電で使えなかったら本当にタイヘンです・・・。

私は汗ビッショリかいていたから幸せ気分です。

部屋に入って右側にありました!

誰もが知ってる坂本龍馬の写真!

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坂本龍馬のアップです!!
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坂本龍馬の写真の対面はこの立派な坂本龍馬の絵!
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なんと!坂本龍馬ファンでお馴染みの武田鉄矢さんが寄贈されています!!

この「亀山社中記念館」の名誉館長なのです!
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「陸奥守吉行(むつのかみよしゆき)」!!

龍馬が所用していた刀の複製品です。

慶応3年(1867年)11月15日に近江屋で襲われた時に、この「陸奥守吉行」の鞘のまま刺客の剣の攻撃を受け止めたのは有名なシーンです。
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ピストル!!

龍馬が愛用したアメリカのスミス&ウェッソン社製のピストルの複製です。

同じく慶応3年(1867年)11月15日に近江屋で襲われた時に、このピストルを持っていましたが、使うことなく凶刃に倒れたのでした・・・。
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龍馬の紋服!!(複製)
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ブーツ!!

龍馬が履いていたブーツの再現品です。

長崎で撮影された写真にこのブーツと似た革靴が写っています。
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亀山社中のメンバー!!

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写真NGの部屋には龍馬が凶刃に倒れた現場の血の跡が残る屏風があります!

その屏風は実物大くらいの写真にしていて「53点の血痕が飛び散っている」とのことです。

その屏風の写真を見ると、やはり身の引き締まる思いです。

享年33歳。

 

亀山社中記念館を出て、右手に自動販売機があったので、「とりあえず缶コーヒー!」とばかりににじり寄って行きました。

そこへ、案内看板が!!

「龍馬のぶーつ像」!?

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なるほど!!こういうことか!
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遠くに稲佐山のテレビ塔が見えます。

ここからの長崎市内の夜景は1000万ドル!

本当にキレイですよ!!

以前は100万ドルの夜景と言っていた気がしますが、また何年かしたら1億ドルになるのかもですね・・・。
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 9月の初旬で残暑厳しい時でしたが、無事に「坂本龍馬に会いに行く!」完結なのです。

最後までお読み頂きありがとうございました!!