空手史上最高の達人!

 私が長年にわたり空手を続けているのは、私の心の中で空手史上最高の達人と確信している芦原英幸先生の影響が最も大きいです。

 

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少年マガジン(講談社)にて連載された「空手バカ一代」に登場する芦原英幸先生のカッコ良さ、強さに憧れ、青春時代に芦原会館に入門して芦原先生からご指導をして頂いたこともあります。

 

※「空手バカ一代」は1971年から1977年まで「週刊少年マガジン」に連載されました。

原作・・・梶原一騎

画・・・・つのだじろう(第一部~第三部)

     影丸譲也(第四部~第六部)

伝説の空手家・大山倍達の半生を描いた伝記的作品で、実際に突き、蹴りなどの打撃を当てる独自の空手(フルコンタクト空手)を提唱し、国内外を転戦する姿を追った作品です。

参考・空手バカ一代 - Wikipedia

 

漫画の「空手バカ一代」をご存知の方は、現在では50歳くらい以上の方々だと思います。

 

この「空手バカ一代」が大ヒットして空前の空手ブームとなったのです。

その「空手バカ一代」で後半の準主役のような立場で登場するのが芦原英幸先生です。

今でも芦原先生から影響を受けた多くの方々が空手の世界で活躍されています。

 

実際の芦原先生は、劇画の世界よりも遥かにすごく、こんなに強い人がこの世の中にいるんだ!!って感動しました。

 

しかし、私はその後、芦原先生の強さは実戦空手競技の強さというだけではなく、それらを遥かに超えている強さだと感じるようになりました。

その超えている強さとは「何か」を考えるようになりました。

 

その「何か」とはその後、柳川昌弘先生の著書「空手の理」等や柳川先生ご本人のビデオ映像や大東流合気武術宗範の佐川幸義先生のことを書かれた「透明の力」と出会い、「先の先を取る」あるいは「相手の身体や心に反応して動ける身体を作る」ということにつながっていきました。

 

 年齢を重ねても名人・達人と言われる人たちは、相手の先を取り、動ける身体を作っていると確信しました。

50歳を過ぎても若い人に負けない技術、気力を持たれている武道家は今でもたくさん存在されます。

便利な世の中で、雑誌に登場されたり、インターネットのユーチューブ動画で紹介されたりと達人と言われる武道家の動きを映像で見ることもできます!

中には、60歳すぎ、70歳すぎの武道家の技を動画で見ることができ、多くの方々の賞賛を浴びています。

私もそのような動画を見て感銘を受けています。

芦原先生のユーチューブの動画でたくさん見ることができます。

 

もちろん私は芦原先生のような超絶な動きはとてもできませんが、身体の使い方や動ける身体作りを修練・研究していけば、私のような凡人でも年齢を重ねても大好きな空手が上手く、強くなっていけると勝手に思い込んで毎日短時間ではありますが、修練を続けています。