空手 我が空手流儀は無手勝流!!

「無手勝流」・・・①卜伝流(剣豪塚原卜伝)の異称。

            ②戦わずして勝つこと。力によらず策によって勝つこと。

            ③自分勝手なやり方。自己流。

 

                            デジタル大辞泉より

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前回、「空手は世界に誇る伝統文化であり、正当な師の下で、高度な技術高邁な精神性を培っていくものですが、我が空手流儀にはそれらが圧倒的に欠けています。」

と、書きました。

 

正当な師の下で、30年くらい指導を受けていない私はどんなに贔屓目に考えても①②ではなく③である。

 

考えなくても当たり前である。

自信を持って言える!!

 

しかし、《一人練習を燃えて行うことで、極意が向こうからやってくる。》という津本陽先生の剣豪小説の中の一文にたいへん感銘を受けました。

これまた昔に「小さな巨人」大沢昇先生のお店(食堂)でご指導頂いた《一人練習を燃えて行うことで、人が無(ム)になっていく、すなわち仏の境地を目指す》お言葉をいつも胸に秘めて修練を短時間ながらも毎日重ねてきました・・・。

 

お蔭様で、クセだらけ。上手く説明ができない。自己満足。の我が空手流儀の基本、土台ができあがってしまい、このまま進んでいくしかないと意固地になって今も燃えています。

 

◎右ローキックからの左フック、バックを取る。

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↑ 私の自撮り動画です。

◎踏み込んでの右ローキックからの左アッパー、右フック、バックを取る。

youtu.be

↑ 私の自撮り動画です。

我が空手流儀には現在、3名の会員がいます。我が空手流儀を大きく進歩させて下さった一番の功労者、ご存知スパーリングパートナー頼れる警察官の田中さん(仮名)。

田中さんは最近忙しく、転勤もあり、年に数回のみの合同修練になってしまっているが、田中さんもますますお元気で活躍中で何よりだ。

文句なしの永久名誉会員

 

2人目は野球に燃える我が息子太郎(仮名)。

小学生の時まで一緒に修練をしていたが、「野球のほうがオレには向いている。」と名前だけ会員になっている。

 

3人目は次女の娘=私の孫。2歳と少し。次女は人より少し早く結婚して隣町で幸せに暮らしているが、時々買い物や食事につき合わされ、私の小遣いも減っていく。

次女の娘を秘密会員にしているが、今のところ空手をやる気はゼロだ・・・。

 

今後は何とか一緒に修練して下さる人が現れて下さったらと思っていますが、これは無理強いはできませんし、我が空手流儀を気に入っていただかなければなりません。

 

いずれは、そういう若者たちが一人増、また一人と増えていくのが楽しみであります!

 

まだまだ空手の道は続く・・・。