空手 スパーリング仲間③

空手 スパーリング仲間②で警察官の田中さんの活躍を紹介しましたが、いきなりサバキ、制圧することができていたわけではありません。

 

 ①~②は私の自撮り写真です。

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◎左ミドルキックの写真ばかりで申し訳ないです。

 

今回は遡って、私とのスパーリング風景を紹介しましょう。

 

田中さんは機動隊に長年所属して鍛え込んでいました。

私もまだ30歳すぎで今よりももちろん若く、元気がありましたので、少しくらい無理させても大丈夫だなと勝手に判断して田中さんと修練に励みました。

 

田中さんはスーパー忙しい警察官ですが、私もヒマで仕方がないということはなく、お互い都合の良い時間に集まり、公共の体育館で修練をしました。

 

修練は軽くアップしたらスパーリングです!!

 

16オンスのグローブマウスピース、足にレッグパットをつけてゴングが鳴ります。

 

田中さんは前回紹介したとおり非常に気が強い!!

マジメで真っ直ぐな人間で本気で攻め込んできます・・・。

気合いも入っています。

 

私は相手の先を取る意識で戦います。

田中さんの必殺パンチがビュンビュン飛んで来ます!!当たったらひっくり返ります・・・。

 

そのパンチが私の顔にシュッとかすったり、顔のすぐ近くを通り過ぎたり、「危ね~~っ!!」内心すごくびっくりしていますが、「田中さん、もっと肩の力を抜かないと当たらないし、疲れますよ。落ち着いて!!」と檄を飛ばしながら、動揺する私の心を落ち着かせます・・・。

 

キックも思いっきり蹴ってきます。

我が空手流儀は基本的に膝でのブロックはせずに後ろに下がるか、前に出てヒットポイントを外しながらカウンターのストレートなどを打ちます。

 

そして私は田中さんの後ろに回りこみます。

 

アントニオ猪木 風車の理論「相手の力を最大限に引き出して、それ以上の力で~~。」

という言葉が大好きですが、田中さんの力はドンドン強くなってきます・・・。

それ以上の力が出なくなってしまいそうで・・・。

 

本気のスパーリングを何ラウンドかしたら終わって私の技術的な説明です。

私は日本人ですが日本語が上手くありません・・・。

滑舌が悪く、説明も下手・・・。

「空手は感覚的な部分があってなかな表現ができない部分があって・・・。」と言い訳をします。

 

私のまとまりのない話しをよく聞いて下さいました!

 

 

田中さんは打たせずに打ついう我が空手流儀を気に入られてどんどん習得していくのでした!!

 

私はますます油断ならない状態になってきました・・・。

 

田中さん以上に私は頑張らなければ!!

この思いが強くなるばかりでした!!